ホーム > きれいのたね 上映会 小さき声のカノン ー選択する人々
《 自主上映会 》
共催:ファミリーコンパス、常総生協
事故から5年経った今、福島でお母さんたちはどんな風に放射能と向き合っているのか。
映画を観て、感じて、考えて。
自分の住むこの街で自分はどう向き合って行きたいか&生きたいのかを
対話しながら一緒に考えてみませんか。
放射能への危機感が薄れ、事故の風化がささやかれる今だからこそ観てほしいドキュメンタリー映画です。

この映画について

核や被ばくをテーマにしたドキュメンタリーを手がけたきた鎌仲ひとみ監督が、
福島とチェルノブイリの原発事故後の生活を、母親たちの視点から捉えたドキュメンタリー。
福島で家族一緒に暮らすことを選択した母親たちが、
葛藤しながらも子どもたちを守るための方法を模索し続ける姿、
またその支援に携わる人々の姿を描く。
チェルノブイリ原発事故から29年を経た現在も事故の影響下にあるベラルーシで、
多くの子どもたちを診察し続けてきた小児科医の女性らに話を聞き、
長期間、汚染地域で暮らしてきた子どもたちに何が起きたのか、
また母親たちはどうやって子どもを守ろうとしたのかを探る。
原発事故後を前向きに生きる人々の姿を通し、原発や環境問題について考えていく。

開催日時:
2016年10月25日(火)10:00〜14:30

  9:40〜     受付
 10:00〜12:00 『小さき声のカノン♪』上映会
 12:00〜13:00 鎌仲ひとみ監督の「ファミリーコンパス」オリジナル対談DVD上映
        (ランチをいただきながら)
 13:00〜14:30 参加者の皆さまとの対話

会 場:
きれいのたね
〒271-0073 千葉県松戸市小根本45-12ありがとう早稲田ビル
(松戸駅東口徒歩6分)【Mapを見る】
定員:
 30名様
 ※お子さま連れでのご参加可(自主保育)
 ※お子様連れの方には子どもスペースをご利用いただけます。
参加費:
・大人 2,000円
・安心デトックスランチBOX 500円 ※お弁当などのご持参も可
監督からのメッセージ:
3.11の震災によってひき起こされた原発事故の衝撃は、凄まじいものでした。
その影響は、時と共に薄れていくのではなく、私のなかでより深く、大きなものとなっていきました。
私の願いは、「子どもたちを被ばくから守りたい」というものでした。

東京電力福島第一原発事故以降、この言葉は非常な頻度で使われ、陳腐化してしまったかもしれません。
しかし私の中では、まったく古びることなく、未だに達成できない大きな目標として存在しています。

なぜなら、今も事故前よりはるかに多く無用の被ばくを受け続けて、
何も対策を施されていないこんなにも多くの子どもたちが、日常を生きることとなってしまったからです。

汚染地に暮らす子どもが、今、目の前にいる…
原子力産業の矛盾が噴出してきた…
原発のその先へ向かうまなざしと方法が、原発再稼働で塞がれようとしている…

そんな今、『小さき声のカノン』をどうしても作らなくてはならない、と私を突き動かしたもの。
それは「子どもたちを被ばくから守ることができる」ことを伝えたい、という抜き差しならない思いです。

被ばくや汚染を認めたくない、差別されたくない人々の心理が利用され、
当事者たちが自ら安全を主張する。東電も政府も責任から逃れ続ける。
よじれた現実のただ中で子どもたちを心底守ろうとする母なるものの存在に私は未来をかけたい。

原発事故後の世界を生きる母たちのしなやかさ、強さ、その揺らぎや弱さまで含めて、
映画から感じていただきたいと願っています。

鎌仲ひとみ

●小さき声のカノン 公式ホームページ
お申込にあたってのご案内:
・お申込後、万一、キャンセルをされる場合は、【キャンセル専用フォーム】よりご連絡ください。
 なお、当日のキャンセルのご連絡は、フォーム送信と加えて、
 開始時間の15分前までに必ずお電話(047-360-6161)でもご連絡をお願い致します。
・お車でお越しの際は、市役所のコインパーキングが便利です。(有料)
・勧誘、セールス及びその他当該行為に類似する行為及びそのおそれのある行為を目的としたご参加は
 他の参加者の方のご迷惑になりますので固くお断りいたします。
お申込方法:
お申し込みされる方は、上記の【お申込にあたってのご案内】を必ずお読みいただき、
同意された上で、別ページの参加申込フォームよりお申し込みください。
*お電話での参加申込の受付は行っておりません。
*ご記入漏れがある場合、受付が出来ないで場合がございます。予めご了承ください。